終末の大地震について        ・・・・    東京大地震の預言と備え

                                                    2011 3/25


   「そこで、イエスは彼らに答えて言われた。 「人に惑わされないように気をつけなさい。 私の名を名のる者が大ぜい現われ、『私こそキリストだ。』と言って、多くの人を惑わすでしょう。 また、戦争のことや、戦争のうわさを聞くでしょうが、あわてないようにしなさい。 これらは必ず起こることです。 しかし、終わりが来たのではありません。
  民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり方々に ききんと 地震が起こります。 しかし、そのようなことはみな、産みの苦しみの初めなのです。
  ・・・・ この御国の福音は 全世界に宣べ伝えられ、すべての国民にあかしされ、それから、終わりの日が来ます。」 (マタイ24:5−14)



  1. 従来と違ったタイプの大震災:


  今回の地震の被災者の方々のためにお祈りいたします。

  2011年3月11日に発生した東日本巨大地震は、今までに無い特徴を持った未曾有の大地震でした。 それは、3つもの海底断層プレートがほぼ同時に動く M9.0 という あらゆる想定を大きく上回る規模の大地震だったからです。識者たちが想定していたのはせいぜい M8.0 でした。(地震のエネルギーは M9.0は M8.0の30倍。 阪神淡路7.3、中越6.8、関東大震災7.9; (最大記録)1960年チリ9.5 このとき 日本での津波6m、ハワイ10m、チリ沿岸18m) そして、リアス式海岸という津波の影響を受けやすい地形の 東北太平洋側各県沿岸の町々に甚大な被害をもたらしました。 死者・行方不明者は、1995年の人口密集地に起きた阪神淡路大震災(直下型地震、6436人)をはるかに超え、2万2741人(3/22現在)。避難生活者は35万人。(cf.1923年の関東大震災10万人)

  そのため、
  @ 海岸に日本一の堤防(高さ10m規模)を備え、住民の避難訓練などの地震に対する備えが行き渡っていたにもかかわらず、それをはるかに上回る高さの大津波(最大13m以上)が押し寄せ、堤防を破壊し、逃げる間もなく一瞬にして海岸沿いの町々が跡形も無く破壊されてしまったこと。死者の多くは直前に避難する準備をしていた。死因の90%は溺死。(cf.阪神淡路 圧死) また、津波は太平洋沿岸のすべての国で観測されました。 町の役場などの行政機関も一瞬にして無くなり、状況を知るための情報さえも1週間以上もありませんでした。
  A 福島原子力発電所は、想定を上回る規模の大津波のため、安全停止装置の発電機等が故障し、メルトダウンの危機にさらされ、放射能を広範囲に撒き散らす結果に陥ったこと。原子炉の冷却のために、消防、自衛隊の決死の作業が行なわれましたが、放射能の拡散に対する警戒感から外国人が国外に避難し(外国では誇張されて報道)、国内では農作物への風評被害が起こりました。
  B 広範囲の地震災害のため、鉄道・道路などの交通機関が東北・北関東全体で止まり、軽油・ガソリンをはじめとするすべての物資輸送が滞り、発電所の停止による電力不足によって大規模な停電・計画停電が続いていること。これは、首都圏の生活にも混乱を与えています。
  など、従来に無いタイプの広域災害となりました。
  C 震災による工場の破壊や計画停電のため、企業は生産を中止・縮小し、その自動車部品や電子部品などを使用するアジアなどの海外のメーカーにも影響をもたらしています。

  一方、この大災害にもかかわらず、
  D 日本人被災者が、冷静沈着に秩序正しく行動し、略奪や暴動などがほとんど起こらなかった事は、世界中を驚かせ日本人の品性をアピールする結果になったこと。
  E 中国やロシアも含め、世界中から救援や物資や寄付などの多くの援助が寄せられたこと。
が挙げられ、また、
  F 各国の原発設置計画を消極的にさせる結果をもたらす、
という効果がありました。



  2. 東日本巨大地震についてのコメント:


  この地震について、WWGMの 坂 達也 師よりのコメントがあります。( WWGM 2011 3/16

    ・ WWGM・坂 達也 師の預言まとめ(抜粋):   私はこの3月に入って霊的な空気が変わったと強く感じておりましたが、3月11日に日本で巨大地震と津波が起こった時、私はいよいよ世界が「終末 の時代」に突入したことを強く感じました。日本の巨大な災害が全世界に先駆けて先頭を切ったのです。そして今全世界がこの日本の惨事を人事ではないという 思いを持って、刻々と報道される日本の被害状況とその対応の仕方から真剣に学ぼうとしております。これから終末の大天災・人災が世界中に起こり広がって行 くことは世界の人たちが感じているのです。
 そこで私たちはアメリカの預言者たちが何を言っているかを探し始めました。そして、14日(日本15日)にリック・ジョイナー師のインターネット放送で 知ったのですが、22年前にボブ・ジョーンズ師が、日本に大地震が来る預言を主から受けていたそうです。その預言によると、日本に大地震が起こるまでは終 末の艱難時代に入らないこと、そしてそれが発端となって、世界的な天変地異が起こり、経済恐慌からアナーキイズム(無政府状態)に発展するというもので す。特にアメリカではカリフォルニア州に必ず大きな地震が起こり、それがノースウエスト地区(オレゴン、ワシントン州)に飛び火することが示され、このカ リフォルニア州の預言はジョーンズ師だけでなく、ジョイナー師他、数人の預言者も確認しています。

 日本は世界一の借金国ですが、幸いなことに日本が持つ全負債の90%は国民と国の企業が持っていて、その上、国民の貯金率、たんす預金まで含めれば世界でも有数の「金持ちの国」であることです。従って世界一多くの借金はかかえていても、言ってみれば身内同士で借金し合っている状態ですから、よそ様(外国)にご迷惑を掛けずに、自分たちで何とかまかなえる可能性があることです。
 その点今一番、国の経済が危ぶまれているのはアメリカです。問題はアメリカの借金は日本の反対で外国に膨大な借金をし、これからも継続して依存せざるを 得ない状態にあることです。しかもアメリカの赤字垂れ流し財政は日本よりも深刻な現状です。これからアメリカがもし外国に国債を売って借金が出来ないよう なことになれば、借金による自転車操業が止まって一挙に国が崩壊する可能性が十分にあるからです。
 そのアメリカに金を貸している最大国は長い間日本でしたが、この数年、中国が日本を少し追い越しました。しかし、その中国が一昨年からアメリカの国債を 買い控え始めたのでアメリカが大慌てをしました。そして今、日本はこの災害によって今後アメリカの国債を買う余裕がないどころか、手持ちの国債を換金せざ るを得ない事態となれば、いよいよ追い込まれるのはアメリカです。これでアメリカが転ぶ可能性が充分にあるとジョイナー師は言っていましたが、もしかする と、本当に世界経済恐慌に陥る引き金となることが危ぶまれます。

 日本は一度大戦に破れ、そこから立ち上がった経験を持っています。そしてつい最近まで、日本は世界で二番目の経済大国であると言われて来ましたが、今は衰退の一途をたどっていると言う印象を世界中で強く持たれています。しかし、世界が終末の艱難の時代に突入するに当たって、神が、今回の災害により日本を敢えて一番手に選んだのはそれなりの理由と期待があってのことであると信じます。
その日本が、天下未曾有の大災害にどう対処するか、それに伴う経済復興政策においても、後に続く世界の国々に模範となる良い例を今回残すことによって、日本が再び世界のリーダーとなることが期待できるのです。既にテレビを通して、日本人があれだけ大揺れの地震の最中に平静に行動し、町が秩序正しいことを見 て、世界中が今驚いています。


  (筆者・注)

  直接的には この東日本巨大地震が「終末」への入り口になるとは思えません。 実際に、過去100年の最大の地震はチリ地震(M9.5)でした。 したがって、本命は、東海大地震、および、それに誘発された(特に)東京直下型大地震だと思います。 また、イスラエル帰還が本格化されるために、イスラエルの末裔が多く住んでいる局所的な地域に災害が来るとは思います。
  日本古来から東の海辺に住んでいたと思われる エミシは、ツチグモ、クマソなどと共に、縄文系の D2系統です。(漁労・狩猟、アニミズムの民; アイヌ人は9割がD2系統) ただし、現在はほとんど混血してしまって、血筋もイスラエルの文化も保持しているとは思えません。(東京で D2系統:40%。地方から江戸・東京へ出てきた人は多かった)

  また、アメリカでは 国債をFRBに買わせる、というカンフルを4月からストップし、この影響がどうなるか注目すべき状況です。 (* 一方、日本では、国債を日銀に買わせるということが、”日銀法”によってできません。これは、GHQの影響で作られ、現在はFRBが命令し、FRBのバックにはイルミナティー、および、ロックフェラーがいます。日本がその影響を脱し、完全な”独立国”になれば話は別です。)

  したがって、今回の大地震の意義は、次の、東海・東京大地震のための 主からの警告とメッセージのように思えます。



  3. 地震直前の霊的な示し:


  今回の、M9.0の 東日本巨大大地震についての示しは、確かに地震とリバイバルは密接な関係にありますが、リバイバル と 地震・洪水 とを結びつけるような預言、幻は幾人かにより与えられましたが、直前に報告されたものは一つもありませんでした。(世界の器を見回してもありませんでした。) しかし、その中で、非常に鋭いものがありました。


  ・ 横浜のある姉妹(ビジュアル系の仕事をしている)の「夢」の示し: ・・・・ 筆者の関係者の中で、”地震の発生場所”や、その”霊的な背景”についてまで明確に示されていたのは、この「夢」の示しだけです。

  1月の下旬の頃、1度に3警告夢を見ました。全部書くと長いので、その時メモったものの1部だけ。
  「ビルの1室にいてリバイバルの津波が来て、「あれ、こんなビルの1室ではおぼれてしまう!」と思って急いで窓を開けるけど、崖の側面で塞がれてて出れなくて、これで津波なんかきたら溺れるじゃん!・・って言って溺れる夢。1番目と2番目も似たような感じ。」

  2/28の夜に見た夢
  「最初は、青森あたりから東京のほうに下っていこうとして、なにか洞窟のようなトンネルに入って、天井にやもりみたいな巨大な模様なのか?モチーフが見えて不気味で、そこを抜けると、大樹林の中の空中へ。 すごい深い森で、樹が恐ろしく高い。底なしのような感じ。滝のよう・・と言えばいいのか・・。
  で、そんなような情景で昨日見たのは、その樹の間をくねくねと蛇の動きでスムーズに細かく全身くぐりぬけて進む竜の姿・・。竜の顔の縦が3m、横が5mくらいで、全長が150mくらいですごい大きかった。最初遠くから見てて、なんか見たこと無い飛んでいる大きい生き物が(高さは2mくらい)、竜にパクって食われてた。そしたら、次、自分のほうに来て、食われそうになった。自分は飛んでいるなにか透明な生き物に乗っていて、それがすぐナビしてくれて回避。で、食べられそうになった時に目の前の直前にいたので、軽く口をあけた感じが私の身長くらいだから、それを基準に顔の大きさを目測し、顔の大きさをもとに全長を目測してみたり・・。物を扱う仕事をしているので、仕事でも普段から目測で大きさを測って合う長さの物を購入しているので、目測はだいたい合ってると思います。」
  怖い夢で気になっていたので、パソコンに打ち込んでいました。


  ・ また、筆者も、「環境からの示し」として、昨年11月下旬頃から、下の階の(騒音ではなく)”振動”が響くようになり、オーナーに苦情を言っても一向に変わりませんでした。このようなことは今までに経験したことが無いことでした。 そこで、主のみこころを探ったところ、”これは大きいのが来る” と感じ、とりあえず、(預言で知っている)「東京大地震」についてだけ、”回避の祈り”を今年の初めから毎日していました。 因みに、3月11日、筆者の住む東京では 震度5強でした。
  示されたとき、HPを書く内容が1、2月にはこれといって無かったので、よっぽど 地震(ただし、東京大地震)について書こうかなと思っていましたが、地震の知識が不十分であり、また、東北方面に知り合いが一人もいなかったので、事前にこれを公表することには躊躇していました。

  現在は、(個人的に、)先の「竜」を縛る祈りを追加しています。(また、”鳥インフル”などをもたらす「キツネ」を縛る祈りも行なっています)
  御使いは、非常に限られた特別な領域を主から任されています。その堕落天使もある程度は そうです。 地震や災いを引き起こすのは、御使い、悪霊の両方ありえますが、後者の場合、縛りの祈りをして、その効果(主の御心から逸脱した働きを防ぐ)が期待できます。 すべてのことは、主の許可が無ければ起こりえません。サタンでさえも主に伺いを立てています。(ヨブ記1:6−) しかし、激しく怒って逸脱することもあり得ます。(黙示録12:12)



  4. 東京大地震の預言について:


  「終末」の入り口になると思われる 東京・東海大地震については、従来から、世界中の多くの預言者らによって預言されてきました。( → 日本の預言(その他)
  リック・ジョイナー師の預言によると、東京大地震が起こる時期は、(文面によると、)日本にリバイバルが起こり始めた頃と読み取れます。


  ■リック・ジョイナー師 1999年ハーザー1月号

 「 神は 『私はアジアの人々を愛している』
   と私に言われました。神は特別な愛をアジアの人々に対して持っています。
   ですからアジアに多くの人々を与えられました。
   日本は特別に力強い国民です。
   日本は将来、主の栄光を実際に見るでしょう。
   日本人は本当に主を愛するようになります
   今、経済危機が日本を震わせていますが多くの日本人が主に立ち返ります。
   しかし、信じられない災害が将来起こるでしょう。
   大きな地震が東京に起こると、主が私に語られました。」
   (中略)
   「多くのものが崩壊しますが、終わりではありません
    私たちが生きている間にそれが起こります。
    その地震はとても大きなものです。
    これまでにおきている地震の中で、一番大きな地震になります。」、
   (中略)
   「阪神大震災が起きるまで、日本人は自分たちが建てたものが強固にできていると思って
 いたことでしょう。
    しかし、神戸の地震は小さなものに過ぎません。
    次に起きる地震はどんなビルも耐えることはできないと主が私に示されました。

    私たちは聖書の御言葉の上に自分の人生を建てあげるべきです。
    そして、御言葉に従うことです。
    これは日本人を助けるために、神から与えられた警告です。」

  多くの日本人が主に立ち返る。日本人は本当に主を愛するようになる。
  しかし、大きな地震が東京に起きる。(それがいつであるかはわからない。)
  それが起こると世界経済は崩壊する。
  その地震は、これまでに起きている地震の中で、一番大きな地震となる
   次に起こる地震は、どんなビルも耐えることはできない。

   (* リックジョイナーは,2001/9/11事件当日、その日の朝、黙示録9章11節(アバドン)から語られていたそうである。)


  また、別の器は、
  「ベトナムから太平洋にかけて200フィート(約60メートル)の高さの津波」、という幻を見たそうです。

  これでは、どんな(人間的な)備えをしても、海岸沿いの被害は非常に打撃的ですべてを壊滅させてしまうでしょう。 これは、世界経済に与える影響は計り知れなく、明らかに、「終わりの時」のスタートとなるでしょう。
  前回の60−70年前の世界大戦の原因も”経済恐慌”でした。また、「ききん」についてもその原因となるでしょう。
  さらに、「民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がる」ための前段階として、現在、中東〜北アフリカにかけてのイスラム諸国の民主化運動が(チュニジア、エジプト、リビア、イエメン、サウジアラビア、シリアなどに)伝播し、激化しています。(今後のロシアの動向に注意)

  また、大地震に伴う 低周波の揺れは、ほとんど減衰せずに広域に伝わる性質のため、高層ビルは、(今回 大阪でも揺れて多くの人が外へ脱出したように、)静岡沖が震源地であっても東京など首都圏にほとんど減衰せずに伝わり、多くの高層ビルが崩壊してしまうと思われます。
  そして、これに誘発されて起こる 東京直下型地震が、東京を完全に破壊します。



  今回の地震で、日本人の良い品性、あるいは、”かなり律法的”なところ(ユダヤ文化の影響を受けてか?)が示され、日本人の人間的な努力によって復興する段階が現在進んでいます。 しかし、東海・東京大地震が起こったならば、その努力もむなしいように思えます。
  しかし、これでも日本が破滅して終わってしまうのではなく、再度復興し、終末における「ツロ」になるでしょう。(エゼキエル26章−28章) この「ツロ」という国家が、終末の時代に存在していなければならないからです。
  ( → ツロについて: 3. アジアにおける終末の舞台設定 )



  * 救われている私たちは みことばに従い、祈って備え、また、未だ救われていない人は、(守られる場合もあるでしょうが、)いつ死んでも天国に行けるように、罪を悔い改め 御子イエス様の十字架の贖いを受け入れることをお勧めいたします。次回はかなりの人数が死ぬからです。

   「勝利を得る者を、わたしの神の聖所の柱としよう。彼はもはや決して外に出て行くことはない。・・・」(黙示録3:12 ・・・ 小アジアの地震頻発地帯にあるフィラデルフィヤ教会は大地震のため一時期避難した経緯があった)

   「山へ逃げなさい」(マタイ26:16)

   「なぜなら、さばきが神の家から始まる時が来ているからです。さばきが、まず私たちから始まるのだとしたら、神の福音に従わない人たちの終わりは、どうなることでしょう。」(Tペテロ4:17 ・・・ この大地震の前に、象徴的な出来事、ニュージーランドのクライストチャーチで直下地震があった)



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